春ちゃん腎不全闘病記①
〜今日で闘病2ヶ月になる、メス猫の春ちゃんのこと〜
食欲がなく、あまり動こうとしなかった
ほかの猫にもたまには吐く時はあるし、なんとなく寝てばかりの時もある
今回の春ちゃんの様子は、食べてないのに前日から吐き始め
おさまるどころか今までに経験したことない症状だわ!
2ヶ月前の3月6日、近くの“はなのき動物病院”へ行くこととなりました。
問診で
先生「食欲がなくなってどのくらい?」
わらし「全く食べないのが多分3日くらいです。様子見てましたけど、胃液ばかり吐き始めたので連れてきました。」
先生「そんなにほっといたの⁉︎もっと早く来ないと。」
わらし「…自然に良くなっていくかと…」
すでに脱水症状、そして血液検査💉
とんでもない数字を叩き出ししまった春ちゃんの腎臓です
猫の腎臓病には癌のようにステージが1〜5まであって
春ちゃんの場合ぶっちぎりの、悪いですね、とかのレベルではなく
「いつ死んでもおかしくない」ほどで、どのくらいかって言うと
尿酸窒素 13.1〜30 が 140
クレアチニン 0.9〜2.1 が 22.59
その他にも、カルシウム、リンに異常値
説明されながら“腎不全”という病気に関しては全く無知だった
この子が出していたサインを、もっと早く重く受け止めていたら…
と、目の前で何も言えずに苦しんでいた春ちゃんに謝る言葉しか浮かばず
この子の体の状態をもって知らされたショックはとてつもなく大きかったのです…
次にエコー検査
腎臓から膀胱までの尿管には詰まりなどの異常は見られず
腎臓の毒素を排出させることはできそうでした。
猫の腎臓は重症になって発見した時点で腎臓の3/4は細胞が死んでしまってて
今の春ちゃんの数値だけでみたら、働いている細胞は1/4あるのかな…
どのくらい辛いのかと…
腎臓が出す毒素で神経症状がひどくなったら、発作を起こして死んでしまうかも。
「人のように人工透析は猫にはできないから点滴するしかない」
その場ですぐに点滴の処置がされ、入院させるかどうか聞かれた。
もう夕方になっていたし
頭の中は「死んじゃうかも」でいっぱいで、とにかくうちに連れて帰ろうと決めた。
連れて帰って、もし、病院で言われたように発作が起きても
今夜がお別れになっても覚悟しなきゃいけないよね
春ちゃんにこんな辛い思いさせてごめんね
こんなママでごめんね
春の腎臓頑張って!
生命力を信じてるよ!
と一回り小さくなった春ちゃんを抱っこして涙が溢れて止まりませんでした。
何ごともなく翌日を迎えられ、そこから毎日点滴に通い4日後の血液検査💉
尿酸窒素 13.1〜30 が 140 ⇨ 97.1
クレアチニン 0.9〜2.1 が 22.59 ⇨ 6.8
その他にも、カルシウム、リンもまだ異常値
これだけ下がった❗️すごい❗️
この子の生きる力❗️腎臓さん❗️感動〜(TT)
徐々に食欲も出てき始め毎日の点滴、9日後の血液検査💉の結果
それは起こったのです…
前回の尿酸窒素から、わずかに下がったものの、クレアチニン値は少し上がる。
先生「下がってもここまでだったね」
わらし「こんなに下がってくれたし、調子も良くなりましたから…」
先生「点滴すればそりゃ気分は良くなるわね。」
そして、「このまま点滴しても延命にはなるけど、徐々に悪くなって、食べられなくなってどんどん体重は減ってくるから、時間の問題。」
「点滴続けるかやめるかどうする?」って
(・・?)…今聞きました❓❓
この時、この先生に絶大な嫌悪感を抱いてしまった(苦笑)
お金の問題や、延命にかけるかの問題を考えてやめる人もいるんだって
ふ〜ん、それは考え方色々あるとしても
治療しなかったら死んじゃう命だったかもしれないけど
今生きてます。カリカリを美味しそうに食べます。
延命って使い方違うくないですか❓
(病気のある人はみんな延命なの??)
春ちゃんに言葉がわかんないと思って話してるんでしょうがね
ちゃんと聞いてる。言霊。
わらしにも伝わるし。言霊。
患者の家族(ペットは家族)にではなく、獣医が動物実験で見たか何かを
シナリオ作って話してる感じした。
後半へつづく…
【予告】「春ちゃん闘病記②」ではある決断から新たな闘病日記へ
皮下点滴で水分のコブができてます
兄妹の惣右衛門と